人はなぜ働き、何のために生きるのか?24歳起業家が出した2つの答え

こんにちは。バカレッジインタビュアーのけいすけです。

「あなたの生きている意味は?」

そう聞かれて、即答できる人って少ないですよね。

特に学生はこれから様々な選択をするときに、色んなことで悩むと思います。

今回はそれを解消するヒントになるお話をきいてきました。

現在大学休学中(中退の可能性大)の戸村さん。

ハックジャパンという会社をアメリカで立ち上げ、現在は日本とシリコンバレーの懸け橋となるために奮闘しています。

そんな世界を股にかけ活躍する戸村さんに、人はなぜ働いて何のために生きるのか?人生における永遠のテーマに迫ります。

▲戸村さん。世界を股にかけて活躍してそうな堂々としたお姿です。

スポンサードサーチ

大学1年生、アメリカで起業

バカレッジ

けーすけです。本日はよろしくお願いします!

よろしくおねがいします。現在は大学に通っておらず、ほぼ中退を考えています。大学1年生からアメリカの大学に入学して、その時に米国法人を立ち上げ、半年前に日本法人を立ち上げました。

戸村さん

バカレッジ

え…。いきなりビックリの連発なのですが、アメリカの大学に入学して1年生で起業したんですか?

そうです!

戸村さん

バカレッジ

すごい…。どんな会社を経営しているんですか?

ハックジャパンという会社を経営しています。事業としては大きく2つあります。“Hunterbook(ハンターブック)”という、グローバル人材がボーダレスに就活できるサービスと、“Hack Letter(ハックレター)”という、シリコンバレーの現地の情報を中心に、ファイナンス情報を発信しているメディアを運営しています。

戸村さん

バカレッジ

事業も高度すぎて、学生ができるような内容じゃない気もしますが、凄いことをやっているのはわかりました!でも、なぜその事業をやろうと思ったのですか?

「日本がグローバルで戦える」ようにしたいからです。両親ともに起業家で、幼い時から日本がグローバルの波に飲み込まれているということを知っていて、それを漠然と変えたいなとずっと思っていました。

戸村さん

バカレッジ

幼いころから、課題意識みたいなのがあったんですね。

そうですね。あとは、東京大学と京都大学に入るのが当たり前の高校だったんですよ。そこでずっと勉強していて、でもその理由が“大学に入るためだけ”ってのがまた嫌でした。「なんでこんなことやってんだろ」と思ったんです。

戸村さん

バカレッジ

なるほど。高校生まではいわゆるレールに敷かれた生活を否応なく過ごしていたんですね。

本当にその通りです。

戸村さん

バカレッジ

ただ、課題感を抱いていたとしても大学1年生で起業するという選択は、ハードルが高いと思うのですが不安はなかったですか?

不安はなかったです。自分の思いを達成するために一番の近道が「自分でサービスをつくる」ことだっただけです。みなさんバイトしているじゃないですか?

戸村さん

バカレッジ

多くの学生はしていますね。

私はお金を稼ぐためにバイトをしている意味が分からないんですよ。授業料のために、バイトをする人たちってもったいないと思います。私も授業料や生活費を稼ぐ必要性がありましたが、そのために働くのではなく、「自分の“生きる”を獲得しながら、社会を変える」という行動をしたかったんです。

戸村さん

バカレッジ

手厳しいお言葉ですが、確かにその意見も理解できます。

例えば、私が日本の大学に入学していたら、起業はハードルが高いものだったと思います。しかし、シリコンバレーでは起業家も投資家も一つ一つのアクションが“世の中を変えている”という環境だったんですよ。「起業」という選択肢が身近にあったというのも一つの大きな理由だと思います。

戸村さん

バカレッジ

なるほど。たしかに「起業」となると、ものすごく遠い存在に感じる日本人は多いと思います。シリコンバレーと日本を横断している戸村さんが思う、日本とアメリカの「起業」に関する違いってありますか?

日本の経営者とアメリカの経営者では考え方は全く違います。例えば、日本で成功しているIT企業は「ゲーム」からなんですよ。

戸村さん

バカレッジ

たしかに、最近勢いがある企業の多くがゲームからですね。

そうですよね。ゲームということは、日本の経営者は“儲かることを大前提に考えている”ということです。

戸村さん

バカレッジ

なるほど。アメリカは違うんですか?

アメリカは、自分たちの身のまわりの課題を解決しようとして稼いでいます。「どうやって稼ぐか」でなく、「何を解決したいか」。そのために稼ぐ仕組みを考えています。アメリカの経営者はビジョンファーストなんですよ。これを一番実感していますね。アメリカの起業家達が、日本はこれ以上ゲームを作るなって思ってるんですよ。

戸村さん

バカレッジ

そんな風に日本は思われてるんですね…。

ゲームを作るのは、マリファナを作っているのと一緒だと私は思っています。

戸村さん

バカレッジ

マリファナですか…。なぜ、そのように思われるんですか?

月収30万ぐらい稼いでいる友達がいたんですけど「お金貸してくれ」って来るんですよ。普通に生活できるレベルにも関わらず頼んでくるので、理由をきいてみたら「ゲームで課金して毎回お金が無くなってく」って言ったんです。お金がないけどゲーム中毒になっていて資産が崩壊していた。そんな人がたくさんいる。日本はお金を貯金していない人たちが中毒になるビジネスモデルがほんとに多いです。これってマリファナと一緒ですよね。

戸村さん

バカレッジ

たしかに僕の周りでもスマホゲームに何十万も課金している人がいましたね。

あともう一つの理由が、日本の有名企業のトップ層が違う会社に転職した理由を「うまくいきそうだったから」と言ったんです。例えば、イーロン・マスクが儲けるために女子高生向けの事業をやっているようなものです。絶対にありえないんですよね。

戸村さん

※イーロン・マスク:スペースX社の共同設立者およびCEO、テスラの共同設立者およびCEO、テスラの子会社であるソーラーシティの会長を務める。

バカレッジ

それが、日本の経営者の意識を象徴しているということですね。たしかに、イーロン・マスクが女子高生向け事業をやり始めたらびっくりしますね。

▲世界で「使命」を追い求める戸村さん。エバーノート本社でのお写真

いい大学もいい企業も全部他人の価値観

バカレッジ

戸村さんにとって「起業」する意味は何ですか?

「なんのために生きているのか」を実現することです。日本は良い意味でも悪い意味でもレールが整いすぎてしまっています。みんなが大学受験と同じように、商社や銀行などの大手を目指し、上司に言われた通りに行動するようになる。ちゃんと言われた通りすれば、ある程度は過ごせちゃいますからね。

一方で起業は、自分が生まれた使命をしっかりと考え、それに向けて動けます。全ては自分マターになるんですよ。だからこそ、なんでも自由にできることが最大のメリットですね。起業は価値観までも自分で作り上げることができますから。

戸村さん

バカレッジ

「何のために生きるのているのか」という価値観ですか?

そうです。大学受験も就活もいい大学とかいい企業とかありますけど、全て他人の価値観でしかないんですよ。もしそれが崩壊して、いい大学に入ったけど就職できなかったときや、大企業が倒産したとき、他人の価値観で動いている人は、その時人生が終わっちゃうと思いますね。もし、自分の価値観を見つけておけば、たとえ失敗したとしても、また走り出せますから。起業は価値観を見つけなくてはならないので「何のために生きるのか」が明確になりやすいです。

戸村さん

バカレッジ

「何のために生きているのか」って絶対に一度は考えると思いますけど、明確な回答持っている人は少ないとですよね。戸村さんは、価値観や使命はいつから持っていたんですか?

私は18年間ずっと勉強をしていました。みんながポケモンをしていた時に、塾に行かなければいけなかったし、ポケモンのテレビを見ないで塾の宿題をしていました。その時、子供ながら「こんな世の中おかしい!」と思っていて、高校から大学に入るまでに、ツイッターやFacebookで北海道から九州まで、起業家の人にたくさん会ってみたら、多くの人は社会に対して問題を抱えていました。その時、自分の「使命」を考えました。それが冒頭に話した「日本をグローバルで戦えるようにする」こと、そのために「日本の教育を変える」ことでした。

戸村さん

バカレッジ

北海道から九州!?その行動力が凄すぎます!ここで最初に繋がるわけですね。

スポンサードサーチ

自分の使命を見つけるために必要なこと

バカレッジ

最後に、信念をもっている戸村さんから読者に伝えたいことはありますか?

二つあります。「何のために生きているのか。自分の使命は何か。」他の誰かではなく、あなたにしかできない人生のミッションとアクションを見出してほしいです。そうすることで、生きる意味を見出すことができるから。それに、今後はそれがない人はすたれていきます。例えそれが起業じゃなくてもいいんです。自分が何のために生きているかを理解し、それに向かって行動しているのであれば。

もう一つは、「何回失敗できるか」を考えてほしいです。UVERの創始者なんて、訴訟を起こしていたり多くの成功者は何回も失敗して成功しています。一歩踏み出す時に、色々考えると思うけど8割ぐらいは稀有で終わります。いかに失敗して、生きることができるか。僕自身、28歳で死んでもいいように生きています。学生のみんなにも、その気持ちを持ってほしいですね。

戸村さん

バカレッジ

素晴らしい言葉をありがとうございました。私自身も、胸に刺さりました。失敗を恐れずに、挑戦し続け「自分の使命」を達成したいと思います。本日はありがとうございました!!

ありがとうございました!

戸村さん

何のために生きているのか?

「何のために生きているのか。自分の使命は何か」・「何回失敗できるか」

この2つの言葉が戸村さんの生き様を象徴していると思います。

起業だけではなく、何かに挑戦している人たちにとっては、大変参考になるマインドなのではないでしょうか。

ハックジャパンのHPはこちら

戸村 光さんのfacebookはこちら